こんにちは。タチ基ホーム長尾です。
今日はシックハウス症候群の原因物質について深堀りしたいと思います!
シックハウス症候群は、
大きくは化学物質過敏症の手前の段階と言われています。
特定の建物に入ると、
動悸がする、吐き気がする、めまいがする、皮膚に発疹がでる、喉が痛くなる、
目が開けていられない、その他、人によってさまざまな症状が出ます。
シックハウス症候群の原因物質はVOC(揮発性有機化合物)と言われており、
建築基準法では多発したシックハウス症候群を防ぐために、
1)24時間換気
2)揮発物質の規制をクリアした建材を使用する、または使用面積を限定すること
といった対策を講じています。
揮発性化学物質を規制した材料は、
ホルムアルデヒド放散量が少ない材料として表現され、
「F☆☆☆☆(エフフォースター)」が最高等級になります。
写真は集成材に貼ってあるシールです。
こんな風に表記されています。(赤線部分です)
揮発性化学物質の放散速度が遅いものは☆の数が多くなり、
放散速度が速いと☆の数が少なくなります。
F☆☆☆☆→F☆☆☆→F☆☆→無等級といった感じです。
☆の数が多いいほど良い材料です。
F☆☆☆☆は、建築基準法の規制を受けない、
自由に使ってよい材料になります。
もうこの「F☆☆☆☆」ではない材料は、
住宅内部建材としてニーズを満たしておらず、
ほとんど使われていないと認識してよいと思います。
でも「F☆☆☆☆」は最低限の安心だと思ってほしいです。
放散量を規制している薬品は実は14種のみだからです。
つまりは、14種類の薬品は規制があるものの、
それ以外の揮発性化学物質には規制がありません。
※ちなみにTVOCといって、揮発性化学物質の総放散量についての
規制はあります。
たとえ規制内の放散量であっても、
個人によって反応が出てしまう物質はまちまちで、
現在の法規制が完璧とは言い切れません。
その証拠に2010年に読売新聞、東京新聞で、
国会議員の宿舎である新築の「議員会館」でシックハウス症候群に
かかった議員がいたと、記事になりました。
国の法律を決める議員の宿舎です、
当然建築基準法を守って造られているはずですが、
シックハウスの症状が出ました。
ですので新しいキッチンや建具ドア、家具などでも、
「F☆☆☆☆」と謳われた商品かを気にしたほうがよいと思いますが、
「F☆☆☆☆」だから100%安心!ではないので誤解のないようにしましょう。
弊社ではシックハウス症候群への対策として、
FFCテクノロジーを標準採用しています。
積極的な換気以外で、原因物質をなくして部屋の空気をきれいにする方法です。
ぜひ参考になさってください。
→http://www.tachiki-home.co.jp/index.php/kenko/ffc
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